Difference

当院は他のほとんどの歯科医院と違い、全てにおいて「自費診療」を行っています。

自費診療とは、公的医療保険が適用されない診療のこと。

治療費の全額を患者さんがお支払いすることになりますが、そのぶん保険診療では受けられないような「患者さんの要望に沿った診療」「歯の未来を考えた予防」が可能になります。

それぞれの観点における、詳しい違いは以下の表をご覧ください。
保険診療 自費診療
カウンセリング 制限のある治療方法に向かったカウンセリング 患者さんと向かい合い、いまの悩みから将来の希望などをお話ししてもらう、寄り添ったカウンセリング
歯のクリーニングや虫歯・歯周病チェック 決められた処置しか行えない 時間制限もないため、最新技術を利用した処置が可能
提案 症状に対して、決められた治療しか提案できない 幅広い選択肢を提案し、それぞれの意向に合わせて将来を見据えた提案ができる
治療 最小限の規定治療
予防は特に重視されない
症状にマッチした高度治療
予防に力を入れられる
歯の修復素材 銀歯や入れ歯などに限定されるため、どうしても目立ってしまう 患者さんの希望を聞いたうえでセラミックやオールクラウンなど場所に合わせた工夫ができ、天然の歯と変わらないほど綺麗に仕上がる
かかる時間 効率を重視しなくてはならないため、一人ひとりに時間をかけられない 効率ではなく質を重視しているので、一人ひとりに十分な時間をかけられる
金額 医療保険が適用されるため、
医療費の1~3割負担でよい
医療費の全額を負担する

Merit and Demerit

Merit and Demerit

自費メインテナンスのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
最新技術を使ったメインテナンスができる 医療費を全額負担しなくてはならない
あらゆる角度から問題を解決できる 自分に合った医院を探すのが大変
自分に合った予防ができ、治療に介入すべき時期がはっきりとわかる 医院によって料金体系が違う
自費メインテナンスでは、治療だけでなく、むし歯や歯周病の予防をすることができます。

最近の研究では、歯を残しておくことが全身の病気の予防や健康寿命を伸ばすことにつながることがわかりました。

それによって、将来的な医療費が削減できることは間違いありません。
メインテナンスをすることによって「いま支払う金額」は大きくなってしまいますが、繰り返しむし歯になることによって何度も治療したり、病気を治療したりすることを考えると「人生で支払う金額」は圧倒的に安くなるのです。

歯のメインテナンスによる予防をしっかりと行っていれば、口のなかだけでなく全身の健康を守ることができますよ。

Counseling

当院のカウンセリング

当院では、治療前に必ずカウンセリングを受けていただきます。

なぜなら、患者さんの本当のご希望をお聞きしたいからです。

  • 現在ある痛みを
    取り除くだけで
    本当にいいのか?
    口臭カウンセリング
  • 将来、どのような
    お口のなかに
    していきたいのか?
    歯周病カウンセリング
  • 理想の状態までに
    どんな課題が
    残されているのか?
    顎関節カウンセリング

以上のような問いについて、ご一緒に考える大切なきっかけになります。

カウンセリングは治療中に何度も受けることができますし、
しっかりカウンセリングをするというより、少しだけお話をするという形式を取ることもできます。

患者さんは「むし歯が1つできただけ」と思っていても、プロの目線から見れば、そこにたくさんの問題が潜んでいることがあります。

それらの問題を放置しておくと、むし歯がすぐに再発してしまったり、歯周病を引き起こして歯が抜け落ちてしまうこともあるのです。

そのようなことにならないためにも、カウンセリングは非常に重要です。

ぜひ一度、プロにご相談ください。

Case record

    • 症例実績2009年10月(5才)
    • 症例実績2022年1月(17才)
    • 通院内容
      メインテナンス(THSP)
    • 状態の変化・考察
      乳歯のう蝕治療を最小限にして定期的(2~3ヶ月ごと)にメインテナンスで細菌バランスを整えう蝕の進行を遅らせるとともに、永久歯に影響がないようにした。
      ホームケアと、確実なプロフェッショナルケアで永久歯はう蝕0を達成、現在に至る。
    • 副作用・リスク
      ・生活環境により確実にむし歯0になるとは限りません。
      ・フッ素などの効果は個人差があります。
    • かかった費用
      8,250円/回 (価格改定がありました。)
    • かかった期間
      乳歯時期  4~6回/年
      永久歯時期 2~3回/年
    • 症例実績2004年9月(55才)
    • 症例実績2021年5月(72才)
    • 通院内容
      メインテナンス(THSP)
    • 状態の変化・考察
      2004年5月奥歯のう蝕処置で来院。
      治療後、だ液検査などでリスクを調べてメインテナンス開始。
      4ヶ月ごとのメインテナンスを17年以上継続。
      加齢、噛み合わせにより歯茎が下がった部分はあるがクラウンなどの治療はない。
    • 副作用・リスク
      ・生活環境により確実にむし歯0になるとは限りません。
      ・フッ素などの効果は個人差があります。
    • かかった費用
      19,800円/回 (価格改定がありました。)
    • かかった期間
      2~3回/年